性同一性障害・同性愛者の方々、緊急連絡カードを持とう


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性同一性障害・同性愛者の方々、緊急連絡カードを持とう!

病院で患者のパートナーとしての扱いを求めるためには、それなりに交渉しなければならないと思いますが、その交渉をスムーズに行えるようにするために「緊急連絡カード」は持っておいた方がよいと思います。
事故などで患者が搬送されると病院側は、まず、家族(親や配偶者・子供)に連絡をとろうとしますから、婚姻関係のないパートナーには緊急連絡が届かない可能性があります。また、入院時の保証人の署名や手術時の承諾書の署名を親族だけにさせたりする場合もあります。
患者が重症のときは、看護や面会が親族だけに限られたり、患者の意識がないときは、病院側は親族以外の者に患者の病状をを伝えることを拒みます。
さらに、延命措置をするかしないかなども患者の生前の意思がない限り親族が判断を下すということになります。
こういうことは、社会で基本的に行われているだけのことであって、法律で定められているわけではありませんから、二人の関係を病院側に説明し、面会や看護、治療上の判断をパートナーに任せることもできます。しかし、もしものときの緊急時に冷静に説明し、病院側の理解を求めるのは時間がかかり難しいでしょう。
こうした事態に備えるために「緊急連絡カード」を持っていれば病院側への説明もスムーズにでき、理解を得ることも容易になります。
また、このような緊急事態に備えるために「公正証書」を作成するといった方法もあります。
公正証書を作成しておけば、法的効果は確実になります。しかし、時間と費用がかかるため、まずは、すぐにでも実行できる「緊急連絡カード」を携帯するという方法を試してみてはいかがでしょうか!!
なにかあってからでは遅いのです。健康な今こそ万全に備えるべきではないでしょうか。

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行政書士
宮中 裕
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